2024.09.30-10.06

2024.10.02

▶︎09.30(Mon)

目覚ましをかけ忘れてしまってバイトに3時間も遅刻してしまった。最悪すぎる。みんなに謝り倒してせっせと働く。昨日の夜お風呂入って寝ててよかった〜。

Nさんにあるお願いごとの連絡。スマートな立ち振る舞いが出来ない自分にげんなり。反省。

寝転がりながら、数ヶ月前に福生へ行った時の写真を見返していたら「いちご」の写真が出てきた。

え。私、前も「いちご」の写真撮ってるんじゃん。まったく覚えてなかったけど、いちごの磁場に毎回足が惹かれしまうんだなあ。と驚いた。その驚きをマナくんに報告すると、いや、それこないだ教えたよ。と言われ、そんなこと言ってたっけ?とまた驚いた。

▶︎10.01(Tue)

私が赤色のやつ。と思っていたタバコのペーパー、ちゃんと見たらほとんどが緑色で赤は差し色程度だった。

私が緑色のやつ。と思っていたタバコのフィルター、ちゃんと見たらほとんどが青色で緑は差し色程度だった。

色を面積じゃなくてインパクトでキャッチしてるのかな。

▶︎10.02(Wen)

Yちゃんが風呂場で転んで肋骨にヒビが入ったらしい。Yちゃんの彼女もこないだ骨折したばっかりで、ふたりして骨やらかしてるの笑えないけど笑える。

仕事終わりマナくんとLINEしていると、銭湯に行こうというので久しぶりに銭湯へ。

マナくん、昨日ぐらいからグッと調子が悪そう。私がドラマ見始めたからかな。だいたい私がドラマ見てると調子悪くなっていく気がする。思い込み?

外食を提案したけれど、麻婆茄子が食べたいというので湯上がり、スーパーに立ち寄って材料を買う。

そんなにたくさん買ってないけれど、会計2000円もしてギョッとする。好物のピーナッツかりんとういつの間にか170円になってるし、物価高ですね。買ったけど。

帰宅後せっせと麻婆茄子と春雨スープを作り上げる。疲れ切って寝ているマナくんに5回声をかけたけど起きなかった。君が食べたいっていうから作ったのになー、麻婆茄子。ふたりのために作った料理をひとりで食べるの虚しい。

▶︎10.03(Thu)

昨日のお詫びに今日はご馳走してね!と言ったけど、帰りが20時を過ぎるっていうから結局自炊。

ほたてと大根をことこと煮てみた。マナくんの帰りを待ってる間に寝てしまって、マナくんも気がついたら横で寝ていて、ごはん食べよ〜。と声をかけたら「具合悪いからいらない。」と言われて、猛烈に腹が立って行き場のない怒りそのままにごはんをシンクに全部投げた。皿が割れても何も気にならない。

そんな私を見た彼は、また物にあたる。疲れてるんだから辞めて。ごめんって言ったじゃん。と嘆いている。どうして私がこうなってしまったのか考えられないのろうか。思いやりとは何なんだろう。二日連続でこんなのひどいよ。私だって働いていて疲れているのに。

夜中Sから電話。「ともなの日記にSってたくさん出てくるでしょ?」といわれ、んじゃ区別がつくように君のことはSぺーって書くね。と、くだらない会話を1時間半。こんなことがあってもくだらない話が出来る友人がいてホッとする。Sぺーと電話してる間にマナくんは自宅に帰った。

▶︎10.04(Fri)

バイト後、新宿でDMの発送作業。ちまちましたこの作業が大の苦手なんだけど、受け取ってくれる人がいると出来るだけ丁寧に頑張った。

テラスでタバコが吸える喫茶店でお茶をしながら考え事をしていると、注文もせず持ち込んだビールを飲みながらおしゃべりしている3人組がいた。注文お願いします。と注意しにきた店員さんに中国語と英語でまくしたてている。諦めた店員さんが立ち去った後、ペッと唾を吐いた。最悪すぎる。どうしてあんなに調子こいて生きれるのだろうか。何様なのか。気分悪すぎて、すぐに新宿を脱出。

▶︎10.05(Sat)

日本橋のとあるギャラリーでスキャナーを借りる。まだ一度しか会ったことのない私に大切な機材を貸してくれるなんて、なんて優しいのだ。日本橋へ行くからジャージで行きたい気持ちをグッと抑えちょっとオシャレした。出迎えてくれたSくんは相変わらずの気配りで、おしゃべりも楽しくって、ついついうるさくしてしまった。作業後、ギャラリー近くのキッチンカーで出来立てのおにぎりとお味噌汁を食べて平和。何台か並ぶキッチンカーの一台に、でかでかとSくんの絵が描かれていてなんだか嬉しい。店員さんに良い絵ですねー!と叫ぶと笑っていた。

マナくんからは一切連絡がなく、私の電話にも応答なし。もうなんだよ。わがまますぎないか。

関わることを放棄しているのだろうか。

▶︎10.06(Sun)

気が緩むとマナくんのことで頭がいっぱいになってしまうから、スライドショーの準備やら写真に打ち込む。

元彼の頭がおかしくなってしまった時、寝ても覚めても泣き続けていたけれどプリントをする時だけは涙がピタッと止まった。という話を友達に電話で話していると、「写真がないと生きていけない人なんだね。ともちゃんに写真があってよかった。」と言ってくれた。弱い私を肯定してくれてありがとう。

スライドショーの並びが煮詰まってきたので、仕事終わりのSさんを呼び出してお茶しながら感想を聞く。

煮詰まった時は、ひとりよりふたりのほうが広がるね。

Sさんの写真家としての覚悟。あなたが傷つけたくない人は、どうしたって一緒に傷ついてくれる人だから、大丈夫。一緒に傷付けばいい。その傷も写真になっていくよ。と思う。

相変わらずマナくんから連絡はなく、もうマナくんにとって私は不要な人間なのかしら。と宙ぶらりんになった私の覚悟が虚しい。